2008年04月12日

回避

半年間の研修が終わり、仕事が入りました。

お客様の会社に常駐してシステムを構築する作業です。
研修のときとはちがい、同期の人は一人もいなく
まわりは全部先輩です。

人前での食事は相変わらず緊張で全部食べれないことも
あり、その場にいるのがやっと。(会食恐怖)


そこではよくミーティングがあり、その場でも
緊張するようになっていました。
(広場恐怖:空間恐怖http://www.mhnet.com/lecture/yougo/agora.html


食事の時間が来るのか、と食事の1時間くらい
前になると不安になりはじめます。(予期不安)

そう考えはじめて次にとった行動は「回避」でした。

食事の1時間くらい前の11時くらから不安になるので、
11時半くらいにみんなより早く抜け出して、食事に行きます。
まだ早い時間なので食堂もすいている。

これであればなんとか緊張せずに食べれることがわかりました。


食事はこれでOK

次はミーティングです。

これに関しても、私は「回避」という手法を用いました。

ミーティングの前に休憩にいくふりをしてそのまま開始時間
が過ぎるまで待っていて、ミーティングがはじまったころに
オフィスへもどる。
という風にしてミーティングを避け始めました。

ミーティングだとあとで知らされると、
あ、そうだったんですね。。 と知らないふりをしていました。

でも何回も知らないふりをするわけにはいきません。

そこで私は反抗しはじめました。

ミーティングの話をされると不機嫌になり、
相手のいうことを無視することにしました。


もうどうなってもいい、くびにするならくびにしろ、
そうすれば俺は症状から解放されて楽になる、と開き直っていました。

そういう態度でいると、あきらめたのかミーティングのことで注意してくる人は
いなくなっていました。

そしてまわりの人たちとのコミュニケーションは悪くなっていきました。


ミーティング以外の仕事に関しては、まったくさぼっていたわけでは
なく、頼まれた作業に関してはきちんとするようにしていました。


この時期私は本当に「孤独」でした。

会社ではとにかく一人でできる作業が中心です。

家に帰っても一人。

症状のことで病院にいくこともしない。

症状を相談できる友人もいない。

外で食事することも避け始めたので夕食は弁当中心です。

そして唯一の気分転換は会社の帰りにアダルトビデオを借りてきて
みること。。。

そんな生活が半年から1年ほど続きました。
posted by アンクルマサ at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会不安障害克服日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月06日

発症

1999年4月 私は大学を卒業して社会人になりました。

もともと学生時代からスーツがきらいでサラリーマンにはなりたくないと思っていましたが、親族の紹介もありある企業へ就職することになったのです。

会社へ行ってすぐ思ったのは、ここは俺のいるところではない、
自分には合わないな、といったネガティブな思考でした。

そういう中にありながら半年間の研修がはじまりました。

研修では緊張しっぱなしで、お昼時間になりそのまま
一緒に研修をうけている人たちと会社の食堂にいきました。

社食には何百人というスーツ姿の人たちが食事をしていて
はじめてみる光景に圧倒されていました。

その時です。

緊張して食事が喉を通らない。
とりあえず食事を口に入れて飲み込もうとすると
喉につっかえるような感じがしてうまく飲み込めない。。
(会食恐怖:http://2.csx.jp/~counselor/Deipnophobia

首のうしろが緊張で固まっている感じがします。
息苦しさも加わりその場にいるのがやっと。。。。

なんとか食べられるだけ食べました。

そして食べ終わったあとにみんなで話している
時間が苦痛でした。

はやくその場から去りたい。。。。

首のうしろが緊張と息苦しさは依然あります。

とにかく耐えていました。

そして話も終わり、食堂を出ようと歩きはじめると
緊張からフラフラしてまっすぐ歩くのがやっとでした。

なんとか休憩所にいき、座って休んでいると楽になりました。


そしてまた研修が始まりました。

私はその研修の雰囲気が好きになれませんでした。

スーツ姿でそこにいることも、周りの緊張した雰囲気も。。。
そして研修をうけている途中にいいようもない不安が襲ってきたのです。
(広場恐怖:空間恐怖http://www.mhnet.com/lecture/yougo/agora.html


それは食事をしているときに感じた感覚と似ていて、
息苦しさと首のうしろの緊張を伴うものでした。

首のうしろはがちがちになっていて、少し首を動かそうと
するとカクッと一瞬力が抜けてそのまま意識を失ってしまうのでは
ないかという感覚に襲われます。

その状態を手で机を掴んで支えていました。

そういう状態で周りの研修生の目線が気になってきました。

私のこういう状態を見られているのではないかと
とにかくはずかしい気持ちが強くなってきます。

こっちを見るな、向こう見ろ、と心の中で叫んでいました。


会社が終わりフラフラしながらもなんとかアパートにかえりました。

実家を出てはじめてする一人暮らしのアパートにはまだ必要なものは
全部そろっていませんでしたが、緊張からは開放されました。

会社にいるときの緊張はうそのようになくなりました。

そういう状態で会社に通い続けるうちに、
食事のときの緊張と研修の教室での緊張はいつの間にか
癖になり、習慣になっていました。


そのときはその症状がどういう病名であるかもしらず
特に病院にいくこともしませんでした。

ただひたすら緊張に耐えながら、会社に毎日行き続けました。

人生が変わってしまった。。

学生のときとの精神状態のあまりの差に私は別人になって
しまったという感覚でした。


自分が社会不安障害(http://www.sad-net.jp/whats/index.html
であるとわかるのはそれからだいぶ経ってからのことになります。。。
posted by アンクルマサ at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会不安障害克服日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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